水平ノートナカプリバイン!こんなのが欲しかった
公開日:
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最終更新日:2022/11/05
ニュース
今年1月ツイッターで話題になったようだが、知らなかった便利なノート。
便利というより、こんなのが欲しかった!といえるひとつ。
そしてその経緯もすばらしい。
日本の町工場の物語を絵に描いたようないきさつがあった
ノートの名はナカプリバイン
ナカプリバインとは、開いたときに中央部分が水平になることから水平開きノートと名付けられた方眼ノート。今年2016年1月に、「おじいちゃんのノート」として話題になったようだ。
開発・製作したのは東京都北区にある有限会社中村印刷所
通常のノートは開いたときに中央部分がふくらんでしまう。
このノートは180度水平に開く。
そのため、見開き2ページを1枚のノートとして使用することができる。
見開きでコピーを取るときも中央部分に影が映らない
どのページを開いても水平になるように作る技術というのがすごす。
開発までの経緯
パソコンの普及などで印刷業界の斜陽化にともない、経営状態が悪化した中、ふと耳にしたことばで開発を思いついたという。「ノートは真ん中が膨らむから書きにくい」ということば。それを聞いた社長の中村は、ノートとはそういうものだと思ったが、元製本会社の社員は、手作業で手間はかかるが真ん中が膨らまないノートは作れると言った。この言葉に興味を持った社長の中村は、よそが真似できない、うちだけのノートを作ろうと決意し、2人で「水平開きノート」の開発に取り組むことにした
ということだ。
全て手作業での職人技。普通の接着剤では接着の溝が深くなるのでどうしても見開きのときの中央部分は膨らむ。
それを、接着剤を工夫したことによって溝を浅くして膨らまないようにした。
重ね合わせ、接着の工程はすべて手作業。
1日当たり300冊を生産してのが、2016年に注目を集めるようになってからは1000冊に増やしたそうだ。
紙を正確にそろえて重ねる、のりを塗る、切り分ける・・など手作業は感覚によりつちかわれたもの。
これには修行が必要で、数人の職人が挫折してきたという。
いまどきの宣伝効果で拡散
ノートはできても重いノートを持っての営業活動では50-60社を回ったが、取扱先は思うように増えず。展示会の出品で商品の良さが理解され購入されることもあったが、そこから販路が拡大することはなかったという。
結局2015年の年末には8,000冊の在庫が積みあがった。
社長は土地を売って田舎に引っ越すことも考えていたという
それが爆発的に売れたのが、社員の中村さんのお孫さんのツイート。
【拡散希望】 うちのおじいちゃんノートの特許とってた… 宣伝費用がないから宣伝できないみたい。Twitterの力を借りる! どのページ開いても見開き1ページになる方眼ノートです。欲しい方あげるので言ってください!
ネットの力はすごい!
あっというまに3万部の注文を超え、在庫はなくなり品切れとなった・・・
ニュースを知ったのは今朝なので、ここで早速発注しようと楽天で検索。
(T_T;) なんとどの種類のノートもみんな品切れ。
原稿用紙ノートのみ入荷しましたとあるが・・・
B5が欲しかったので断念。
下にスクロールすると5冊おまとめがなんとか在庫あと少し、ということで、手に入るならと開いてみると、これも売り切れの文字。
他にはないかとアマゾンを覗く。
少しだけ在庫有り。
手元に届いたらレビューも書いてみたいと思いますが、1週間先のようです。
今回はA4・B7だったので、楽天に入荷するのをまってB5も欲しいと思っています。
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文房具はとても興味もあり、仕事でも趣味でも必需品。
楽しいものや便利なものをみつけるのも楽しみになっている。
今回は、その開発経緯にも感動し、町工場の力をみたようでなんか嬉しい気分になった。
届くのが楽しみ(^^)
水平ノートナカプリバイン レビュー
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