関東で激増！毒キノコに注意

今朝のニュース。関東で毒きのこが激増しているという。

毒きのこについては、今までも時おり耳にしてきたが、この秋、やっと晴れ間が見え始め行楽で近くの野山に出かける方も増えるだろうということで再び注意をこめて。

 

なぜ今年増えているのか？

きのこは9～11月がもっとも多く生えているが、今年の9月は雨が多く、残暑も厳しかったためきのこの生育にはもってこいの気候、毒きのこが生えやすい。
9～10月で既に19人が被害にあっている。

日本には約5000種類のキノコがあるそうだが、そのうち食べられるのは100種類。

毒きのこは200種類。

残る4700種類はいまだ研究調査中で詳細不明とのこと。

研究していくうちに、今まで食べられていたものが、実は毒きのこだったということもあるようだ。

例としてオシロイシメジ　というのは食べられるとされていたが、2002年に毒キノコに認定

 

道の駅でも

そんなに前ではないので覚えている方もいると思うが、道の駅で買ったきのこで食中毒というのがあった。

岡山の道の駅ではシメジの中にクサウラベニタケというのが紛れ込んだ。


山形の道の駅ではムキタケの中にツキヨタケがまざっていたことも。


道の駅ではその後販売中止をしているようだが、最近では、自分でキノコ狩りをして、毒キノコを食べた話なども伝え聞いている。注意が必要だ。

 


 

毒キノコについて

ベニテングダケ　見た目も派手で、いかにも毒キノコですよ。と全身で訴えているようなキノコ


見た目でそれとわかるものや、食べなければ大丈夫と思っていると危ない。

カエンダケのように、ふれただけで皮膚がただれるというものもある。


通説で伝えられている毒キノコに関する話。

・派手な色をしているのは毒キノコ

・茎が縦にさけるのは食べても大丈夫

・虫が食べているのは人間が食べても安全

・塩漬けにすれば毒キノコも食べられる

こういった話があるようだが、全部だめ

派手ではない毒キノコもあるし、虫がＯＫでも人間にはだめなものもある。

 

どうしたらいいのか？

行楽地でキノコをみつけ、つい食べられるかも、と採ってくることもあるだろう。

毒キノコの被害にあわないためには

「採らない！」「食べない！」「売らない！」「人にあげない！」というのが厚生労働省からのお達しのようだ。

専門家がこれは絶対大丈夫というお墨付きのものはともかく、素人判断で本の写真などで推察してOKとするのは危ない。

判断に迷ったら最寄りの保健所へ相談に。体調が悪くなったらすぐ医師の診断を！ということです。

曖昧な裏覚えの知識で判断して余計なリスクを抱え込まないためにも、採るのは撮るに変えて写真だけで楽しもう。


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