飽食の時代になぜ栄養失調？がんより怖い低栄養とは

気になるニュースを目にした。

このなんでもそろっているような飽食の時代に年齢・体型関係なく栄養失調が原因で重大な病気になる人が増えているという。

2012年　約508万人

2014年　約587万人

と　2年で80万人も増えているという。

1日3食しっかり食べて一見健康そうな食生活をしていてもなるそうだ。

 

低栄養とは

動物性たんぱく質の不足が原因で起こるという。

これは放っておくとさまざまな病気の原因となりがんより怖いという医師もいるようだ

健康診断をすると結果が数値となって通知されるが、それをみて判断できる

みるのはこの箇所

めやすとしての値がこの数値以下だと低栄養になるらしい。

BMI　通常18.5～25　それが18.0以下

血液検査でも

ヘモグロビン　通常13.1～18　それが　11.0以下

アブスタミン　通常　3.8～5.3　それが　3.0以下

この数値になっていないか、自分の診断結果を確認してみよう。

 

例えば


朝　ﾊﾟﾝと野菜ジュース

昼　きつねうどん

夜　野菜炒め・ごはん・味噌汁


こんな食事をみると

「健康的、ダイエットにもいい」と感じる人が多いと思うが肉と魚が不足している。

こういった感じの食事を毎日続けていると、肉や魚の動物性タンパク質が不足してしまう。

放っておくと　免疫の低下から肺炎、筋肉が落ちることで骨折しやすくなる、血管が細くなり心疾患になるなど、日本人の死因の上位に位置する病気の原因となりうる。

 

なぜ今、低栄養？

 

1日のたんぱく質の摂取量は現代は戦後より減っているという結果がでているそうだ。

戦後の物資のない時代はいたしかたないが、70年代からは摂取量も増え続けていた。

しかし2010年以降は戦後よりも摂取量が減り続けているという。

野菜は増えたが肉と魚の摂る量がへってきているという。

そして手軽に撮れる麺類などが増えている。

これは、肉は高カロリーというイメージから避ける人が増えているという。

魚に関しては調理が面倒と価格の高騰に理由があるようだ。

 

何をどのくらい食べたらいいかとかの情報がいろいろあり、それに翻弄される現代。

まずは数値化された自分の状態を知り、必要に応じて不足しているようなら補う。

 

なにを摂る？

あれがいい、これがいいという情報にまどわされず、まんべんなくいろいろなものを摂るようにするのがよいのかもしれない。

そして自分が低栄養の疑いがあるようなら、赤身の肉や魚を食べるようにする。

調理の手間や価格からなかなかできないという場合は、

手軽に摂れて価格もそこそこの魚の缶詰や魚肉ソーセージなどを補助的に食べるといいらしい。

そして、スイーツではプリンがお薦め。

卵と牛乳が豊富にあるのでタンパク質がしっかり摂れておいしい（＾＾）

 

と、まとめると、これはTVの受け売りですが、確かにそんな傾向は自分にも当てはまるなぁと思う。

ダイエットにがんばる人や、和食が健康にいいと、肉を食べない人、時間に追われてきちんと食事ができないので、カップ麺などで済ませている人など・・・まわりをみまわしても危なげな人は多い。

ただ、これも情報のひとつで、それだけに振り回されても、という気もする。

こういう時は、見直すきっかけと受け取って今一度自分の食生活はどうだろうと考えることから始めるのがいいのではないだろうか？

健康志向が流行り？の今、あれがいい、それはだめとその時々でやるのではなく、

自分にあった食事の摂り方や栄養などを考えるきっかけにしてもらえればと思います


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